二次救命処置普及プロジェクト:コードブルー

看護師は患者の命を預かる仕事というフレーズをよく耳にします。

院内で発生する緊急事態の一つは予期せぬ心停止です。

しかし、国内では救命処置に関するトレーニングの実施が義務付けられていないため、一次救命処置は新人研修に組み込まれることが一般的ですが、二次救命処置は個人の自己研鑽に委ねられている現状があります。

指導者側も課題を抱えており、市民向けBLSと看護師に必要な救命処置を混同しているケースが多く、「人工呼吸の重要性は低い」といった誤った指導や、消防職員に講師を依頼した結果、院内で起こり得る緊急事態が想定されていないトレーニングをしてしまうという問題が生じています。

病院内で働く看護師にとって必要なのは間違いなく二次救命処置。臨床で必要なトレーニングをしなければ医師との協働が難しくなるだけでなく、患者に不利益をもたらす可能性があります。

そこで、二次救命処置の更なる普及を目指してコードブループロジェクトを始動しました。

第1弾は「看護師に必要な新しいBLSコース」と「AHA公式ACLS1日コース」の二種類を提供します。

NCLS
看護師に必要な新しいBLSコースの特徴
臨床で起こりやすい急変に対応できるようになります。
医療者向けBLSのスキルだけでなく従来のBLS研修では身につきにくい評価・判断までできるようになります。また院内急変ではBLSで終わることはほぼ無いので、二次救命処置のアルゴリズムや気管挿管の介助など急変対応の土台となるスキルまでカバーしてるのが特徴です。

急変対応の基礎が180分で学べるので新人看護師や急変対応が苦手な方はもちろん、教育担当者やベテランの方の学び直しにも最適です。

ACLS1日コースの特徴
心停止の対応をより深く学びたい方や急変時のチームパフォーマンスを高める要素であるチームダイナミクスを身に着けたい方におすすめです。徐脈や頻拍といった心電図や対応も一緒に学べるのが新しいBLSコースとの違いになります。

コードブループロジェクトでは上記2つの定期開催はもちろん、2025年までに質の高い二次救命処置コースを提供できる団体や、院内トレーニングサイトを10ヶ所程度立ち上げ臨床で本当に必要となる救命処置を普及させることを目標としています。

「患者の命を預かる仕事」にふさわしい専門職として
臨床で本当に必要な救命処置トレーニングを広めるのに力を貸してください。

協力いただける施設や団体の方がいましたら、ご連絡いただければ幸いです。

個人での受講希望の方は下記申し込みページで日程を確認しお申込ください。

コードブルーPDF版を無料配布

ACLS1日コースの開催依頼
(組織や団体など)

自施設や地域での開催を希望される方は
下記項目を記載し、お問い合わせよりお申し込みください。

1.氏名・団体名
2.依頼講習内容や対象者など
3.開催希望時期


コードブルー参加・協賛団体

✅ 急変対応.net
https://emergency--nursing.com

✅ イーエヌアシスト(栃木)
https://en-assist.com

✅ セーブライフ神奈川
https://savelife-kanagawa.com

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