💊 30秒でわかる|救急カートの薬剤ガイド
📦 救急カートには概ね15種類前後の薬剤(施設により異なる)
🗂️ カテゴリーは5つ:
①蘇生系 ②循環作動薬 ③抗不整脈薬 ④電解質・糖 ⑤鎮静・拮抗薬
⭐ 最重要: アドレナリンとノルアドレナリン(名前は似ているが役割が全く違う)
💡 薬剤は単体で覚えるより「病態」と紐付けて覚えるのが効率的
📚 新人の覚える順: アドレナリン → ノルアドレナリン → アトロピン → アミオダロン
✅ 定期点検は使用期限・数量・配置の3点セット
🎯 この記事でわかること
☑ 救急カート内の薬剤15種類を完全網羅(規格・用法・適応)
☑ アドレナリンvsノルアドレナリンの使い分け
☑ 新人看護師が優先的に覚えるべき薬剤と覚え方
☑ 点検の3ポイントと急変時の6ステップ
📝 執筆・監修
万波 大悟
MANAMI DAIGO
急変対応.net 代表
🎓 経歴・資格
🏆 インストラクター資格
AHA-ACLSファカルティ
(提携ITC: JSISH-ITC)
📌 本記事はAHA CPR/ECCガイドライン2025、JRC蘇生ガイドライン2020に基づいて執筆しています。臨床判断にあたっては各施設のプロトコルに従ってください。
皆さんもこんな経験ありませんか?
または、後輩に薬を調べてくるように指導していませんか?
実はこれってあまり効果的じゃない!!と思ったので記事にしてまとめてみました。
この記事は、救急カートの薬剤を調べようと思っている"新人看護師"から"指導者の皆さん"の効果的な学習に繋がることを目的にしています。
📦 救急カートってどんな薬剤が入ってるの?
救急カートは、院内急変時に必要な薬剤・物品を一台に集約した移動式カートです。配置は施設により若干異なりますが、以下の5カテゴリーの薬剤が共通して入っていることが多いです。

🗂️ 救急カートの薬剤 5カテゴリー
① 🚨 蘇生系
代表: アドレナリン、バソプレシン
使う場面: 心停止
② 💗 循環作動薬
代表: ノルアドレナリン、ドパミン、ドブタミン
使う場面: ショック、低血圧
③ ⚡ 抗不整脈薬
代表: アトロピン、アミオダロン、リドカイン、硫酸Mg
使う場面: 徐脈、VF/VT、Torsades
④ 🧪 電解質・糖
代表: カルチコール、メイロン、50%ブドウ糖
使う場面: 高K、アシドーシス、低血糖
⑤ 💤 鎮静・拮抗薬
代表: ミダゾラム、ジアゼパム、ナロキソン、フルマゼニル
使う場面: けいれん、薬剤拮抗
💡 ポイント: 施設により配置薬剤は異なります。実際の救急カートの内容は必ず所属施設のリストで確認してください。
🤔 なぜ「薬剤を覚える」のが難しいのか
新人看護師が救急カート薬剤の学習でつまずく理由は、次の3つです。
📄 ① 添付文書と臨床のズレ
例:アドレナリンは添付文書上の用法と蘇生時用法が違う
🔤 ② 類似名が多い
例:アドレナリン/ノルアドレナリン、
ドパミン/ドブタミン
🏥 ③ 使用頻度が部署による
普段使わないとイメージが湧きにくい
✅ 解決策
「薬剤名だけ覚える」のではなく、「病態 + 薬剤」をセットで覚えるのが効率的です。
本記事ではこの考え方で整理していきます。
カテゴリー① 🚨 蘇生系薬剤
心停止時のACLSアルゴリズムで使う、救急カート薬剤の最重要カテゴリー
💉 1. アドレナリン(エピネフリン、商品名:ボスミン)
| 項目 | 内容 |
|---|
| 規格 | 1 mg/1 mL (0.1%) |
| 心停止時 | 1 mg IV/IO、3〜5分ごと(最大用量なし) |
| アナフィラキシー | 0.3-0.5mg IM(大腿外側) |
| 適応 | 心停止(VF/pVT/PEA/Asystole)、アナフィラキシー、症候性徐脈(代替) |
| 機序 | α・β両受容体を刺激 ・α1:末梢血管収縮(血圧↑) ・β1:心収縮力・心拍数↑ ・β2:気管支拡張、末梢血管拡張 |
👩⚕️ 看護師のポイント
☑ 心停止では3〜5分ごとの反復投与が重要(リズムチェックに合わせた4分間隔を推奨)
☑ アナフィラキシーはIM(筋注)、心停止はIV/IO(静注/骨髄内)と投与経路が違う
☑ 「アドレナリン=心停止の第一選択薬」と覚える
💡 なぜアドレナリンは多くの場面で使われるのか?|3つの作用
アドレナリンはα1・β1・β2の全ての受容体を刺激するため、急変時の様々な病態に対応できます。
🩸 α1作用 → 血管収縮・血圧上昇
心停止・ショック時の冠灌流圧・脳灌流圧の維持
💗 β1作用 → 心拍数・心収縮力増強
心停止時の循環サポート、徐脈時の心拍数↑
🫁 β2作用 → 気管支拡張
アナフィラキシーの喉頭浮腫・気管支攣縮を解除、重症喘息にも使用
📣 重要: この3つの作用を同時に持つのはアドレナリンだけ。だからアナフィラキシー(血圧低下+気道狭窄)の第一選択薬になります。ノルアドレナリン(α1中心)では代用できません。
カテゴリー② 💗 循環作動薬
ショック・低血圧への対応で使う昇圧薬・強心薬
💧 2. ノルアドレナリン(NAD、商品名:ノルアド)
| 項目 | 内容 |
|---|
| 規格 | 1 mg/1 mL |
| 用法 | 希釈して持続静注(中心静脈推奨) |
| 用量 | 0.01〜0.3 μg/kg/min(施設プロトコル) |
| 適応 | 敗血症性ショックの第一選択、低血圧、ROSC後血圧維持 |
| 目標 | MAP ≥ 65 mmHg |
| 機序 | α1受容体を主に刺激→末梢血管収縮 |
👩⚕️ 看護師のポイント
☑ 中心静脈から投与が望ましいが末梢からも可
☑ 原液で投与することはない
📝 希釈例:
例1:NAD 5A + 生食45ml → シリンジポンプ
例2:生食100ml + NAD 1ml → 輸液ポンプ
☑ 持続投与中は数分ごとに血圧チェック
☑ 急な中止は避ける(リバウンド性の低血圧)
💙 3. ドパミン(商品名:カコージン、イノバン)
| 項目 | 内容 |
|---|
| 規格 | 100 mg/5 mL(アンプル)、600 mg/300 mL(バッグ) |
| 用量 | 2〜20 μg/kg/min |
| 適応 | 急性心不全、症候性徐脈(アトロピン無効時) |
| 機序 | (用量依存)低用量=腎血管拡張/中用量=β1刺激/高用量=α1刺激 |
👩⚕️ 看護師のポイント
☑ 用量によって作用が変わるため、指示量を確認
☑ 血管外漏出に注意(末梢投与時)
💙 4. ドブタミン(商品名:ドブタミン注)
| 項目 | 内容 |
|---|
| 規格 | 100 mg/5 mL |
| 用量 | 2〜20 μg/kg/min |
| 適応 | 急性心不全、心原性ショック(心収縮力低下例) |
| 機序 | β1受容体刺激→心収縮力増強 |
👩⚕️ 看護師のポイント
☑ 主に心収縮力を上げる(血圧を上げるノルアドとは役割が違う)
☑ 頻拍を誘発することがあるためモニター必須
⭐ 最重要|AD vs NAD の使い分け
名前が似ていますが、役割と使用場面は全く違います。
新人看護師が最初に覚えるべき区別です。
主な作用: α1 + β1 + β2 すべて刺激
α1(血管): 収縮(血圧↑)
β1(心臓): 心拍↑・心収縮↑
β2(気管支): 拡張(喘鳴解除)
主な使用場面:
心停止、アナフィラキシー
投与方法:
IV/IO push (1mg) / IM (0.3-0.5mg)
💧 ノルアドレナリン(NAD)
α1中心の昇圧特化型
主な作用: α1を主に刺激
α1(血管): 強力に収縮(血圧↑↑)
β1(心臓): ほぼなし
β2(気管支): 作用なし
主な使用場面:
敗血症性ショック、低血圧
投与方法:
持続静注(希釈)
🏥 臨床シーン別の使い分け
心停止が起きた
→ アドレナリン1mg IV push(3-5分ごと反復)
ROSC後に低血圧が続く
→ ノルアドレナリン持続投与でMAP≥65維持
敗血症性ショックで血圧低下
→ ノルアドレナリンが第一選択
アナフィラキシーで喉頭浮腫・ショック・喘鳴
→ アドレナリン0.3-0.5mg IM(大腿外側、筋注)
※β2作用による気管支拡張が決め手・ノルアドでは代用不可
💡 なぜアナフィラキシーにアドレナリン?|β2作用の存在
アナフィラキシーは3つの病態が同時に起こります:
① 血圧低下(血管拡張) → α1作用で対応
② 循環不全 → β1作用で対応
③ 気道狭窄・喘鳴(気管支攣縮) → β2作用で対応
📣 ポイント: この3つ全てに効く受容体刺激を持つのはアドレナリンだけ。ノルアドはβ2作用がほぼない=気管支拡張しないため、アナフィラキシーでは代用できません。
🚨 事故事例:「誤投与」に注意
過去には、蘇生時にアドレナリンを使うところをノルアドレナリンを投与してしまった事例も報告されています。
✅ 対策
☑ 救急カートの配置を覚える(蘇生用薬剤の段)
☑ アンプル色・ラベル・規格を声に出して確認
☑ ダブルチェック
カテゴリー③ ⚡ 抗不整脈薬系
徐脈・頻拍への対応で使う薬剤
💜 6. アトロピン硫酸塩
| 項目 | 内容 |
|---|
| 規格 | 0.5 mg/1 mL |
| 用量 | 0.5 mg IV、3〜5分ごと、最大3 mg |
| 適応 | 症候性徐脈、有機リン中毒 |
| 機序 | 副交感神経遮断→心拍数増加 |
👩⚕️ 看護師のポイント
☑ 用量は1mg(AHAG2020で0.5→1mgに変更、G2025でも継続)
☑ 国内の用量は0.5mgなので注意
☑ 低用量では逆説的徐脈のリスク
☑ 器質的房室ブロックには無効(ペーシングへ進む)
💜 7. アミオダロン(商品名:アンカロン)
| 項目 | 内容 |
|---|
| 規格 | 150 mg/3 mL |
| VF/pVT時 | 300 mg IV push、追加150 mg |
| 適応 | VF/pVT(除細動無効時)、VT、SVT |
| 機序 | K+チャネル遮断(Ⅲ群抗不整脈薬) |
👩⚕️ 看護師のポイント
☑ 心停止時、除細動2回無効でアドレナリン後に投与
☑ 低血圧・徐脈の副作用に注意
☑ 5%ブドウ糖で希釈(生食は避ける)
☑ 心停止時は原液投与もあり得る
💜 8. リドカイン(商品名:キシロカイン)
| 項目 | 内容 |
|---|
| 規格 | 2% 100 mg/5 mL |
| 用量 | 1〜1.5 mg/kg IV |
| 適応 | VF/pVT(アミオダロン代替)、VT |
| 機序 | Na+チャネル遮断(Ⅰb群) |
👩⚕️ 看護師のポイント
☑ G2025でもアミオダロン代替として位置付け
☑ 局所麻酔にも使うアンプルとの混同に注意(濃度・用途が違う)
💜 9. 硫酸マグネシウム
| 項目 | 内容 |
|---|
| 規格 | 20% 20 mL(1A = 4 g) |
| 用量 | 1〜2 g IV(緩徐、5〜20分) |
| 適応 | Torsades de Pointes、子癇、喘息重積 |
👩⚕️ 看護師のポイント
☑ 高濃度なので希釈して投与
☑ Torsades de Pointes(多形性VT)の特異的治療
☑ 急速静注で低血圧・徐脈
カテゴリー④ 🧪 電解質・糖
代謝性異常や電解質異常への対応薬
🟢 10. カルチコール(グルコン酸カルシウム)
| 項目 | 内容 |
|---|
| 規格 | 8.5% 10 mL |
| 用量 | 1A(10 mL)緩徐IV |
| 適応 | 高K血症、Ca拮抗薬中毒、β遮断薬中毒、低Ca血症 |
👩⚕️ 看護師のポイント
☑ 高K血症時は心電図変化(テント状T波等)を見ながら投与
☑ ジギタリス服用中は注意(不整脈リスク)
☑ 血管外漏出で組織障害
🟢 11. 50%ブドウ糖液
| 項目 | 内容 |
|---|
| 規格 | 20 mL(1A = 10 g)、40 mL |
| 用量 | 20〜40 mL IV(状態で調整) |
| 適応 | 低血糖(<70 mg/dL)、インスリン過量 |
👩⚕️ 看護師のポイント
☑ 意識障害+低血糖は即座に投与
☑ 血管外漏出で組織障害(高浸透圧)
☑ 中心静脈推奨だが緊急時は末梢から
🟢 12. 炭酸水素ナトリウム(商品名:メイロン)
| 項目 | 内容 |
|---|
| 規格 | 7% 20 mL、250 mLバッグ |
| 用量 | 1〜2 mEq/kg IV |
| 適応 | 高度代謝性アシドーシス、高K血症、三環系抗うつ薬中毒 |
👩⚕️ 看護師のポイント
☑ 心停止時のルーチン投与は推奨されない(G2020以降)
☑ 原因がわかっている特殊病態での使用
☑ 他剤との混注は避ける(カルシウムと混ぜると沈殿)
カテゴリー⑤ 💤 鎮静・拮抗薬
けいれん対応、処置時の鎮静、薬剤中毒時の拮抗に使う
🟠 13. ミダゾラム(商品名:ドルミカム)
| 項目 | 内容 |
|---|
| 規格 | 10 mg/2 mL |
| けいれん | 0.05〜0.2 mg/kg IV |
| 鎮静(処置) | 0.02〜0.1 mg/kg IV |
| 適応 | けいれん、挿管前鎮静、処置時鎮静 |
👩⚕️ 看護師のポイント
☑ 呼吸抑制リスク(BVM準備)
☑ フルマゼニルで拮抗可能
☑ 半減期が短い
🟠 14. ジアゼパム(商品名:セルシン、ホリゾン)
| 項目 | 内容 |
|---|
| 規格 | 10 mg/2 mL |
| けいれん | 5〜10 mg IV |
| 適応 | けいれん重積、抗不安 |
👩⚕️ 看護師のポイント
☑ 作用時間がミダゾラムより長い
☑ 呼吸抑制リスク(BVM準備)
🟠 15. ナロキソン(商品名:ナロキソン塩酸塩)
| 項目 | 内容 |
|---|
| 規格 | 0.2 mg/1 mL |
| 用量 | 0.4〜2 mg IV、効果不十分なら反復 |
| 適応 | オピオイド中毒(モルヒネ、フェンタニル等) |
| 機序 | μオピオイド受容体拮抗 |
👩⚕️ 看護師のポイント
☑ 術後のオピオイド呼吸抑制時に使用
☑ 半減期がオピオイドより短い→再発に注意(経過観察)
☑ 突然の意識覚醒に備える
🟠 16. フルマゼニル(商品名:アネキセート)
| 項目 | 内容 |
|---|
| 規格 | 0.5 mg/5 mL |
| 用量 | 0.2 mg IV、必要に応じ0.1 mg追加(最大1 mg) |
| 適応 | ベンゾジアゼピン中毒(ミダゾラム、ジアゼパム) |
👩⚕️ 看護師のポイント
☑ 処置後の鎮静遷延に使用
☑ 半減期がBZDより短い→再鎮静に注意
☑ けいれんを誘発することがある(長期BZD使用者)
🔍 看護師の役割|救急カートの定期点検
定期点検は3つのチェックポイントで漏れなく行います。
☑ 月1回以上の確認
☑ 期限切れ・期限間近の薬剤は交換リストへ(薬剤部主体か)
☑ 所定数量と実数の照合
☑ 使用後の補充漏れがないか
☑ 毎回同じ場所にあるか
☑ 緊急時は「どこにあるか」知っておくのが重要
🗣️ 指示を受けるときの原則
⚠️ 重要: 「医師の言った通り」にやっても、復唱と記録がないと事故につながります。
💡 救急カート薬剤の覚え方|3ステップ
薬剤を単体で暗記するのは非効率です。以下の方法で段階的に覚えていきましょう。
| 病態 | 使う薬剤 |
|---|
| 心停止 | アドレナリン → アミオダロン(VF/VT時) |
| 症候性徐脈 | アトロピン → ドパミン/アドレナリン |
| 敗血症性ショック | ノルアドレナリン |
| アナフィラキシー | アドレナリン筋注 |
| 低血糖 | 50%ブドウ糖 |
| 高K血症 | カルチコール、メイロン、ブドウ糖+インスリン |
| Torsades | 硫酸マグネシウム |
| けいれん重積 | ジアゼパム/ミダゾラム |
| オピオイド呼吸抑制 | ナロキソン |
| BZD過量 | フルマゼニル |
💡 覚え方のコツ: 「この病態なら、この薬剤」の紐付けで覚えれば、臨床で使える知識になります。
5カテゴリー(蘇生/循環作動/抗不整脈/電解質・糖/鎮静・拮抗)で整理すると、新しい薬剤に出会ったときも分類しやすいです。
「知っている」と「使える」は別です。ACLSコースやNCLSコースのシミュレーションで、実際にアンプルを開けて準備する練習をすると、現場で体が動きます。
よくある質問(FAQ)
Q1. 救急カートの薬剤は何種類入っていますか?
施設により異なりますが、概ね 10〜20種類 が一般的です。5カテゴリー(蘇生系/循環作動薬/抗不整脈薬/電解質・糖/鎮静・拮抗薬)を押さえれば大きく外しません。
Q2. 新人看護師が最初に覚えるべき薬剤は?
優先順位は次の通りです:
- アドレナリン(心停止の第一選択)
- ノルアドレナリン(ショック時の第一選択)
- アトロピン(徐脈対応)
- アミオダロン(VF/VT対応)
- 50%ブドウ糖(低血糖対応)
この5つを押さえれば、多くの急変シーンに対応できます。
Q3. アドレナリンとノルアドレナリンはどう違いますか?
- アドレナリン:α+β両方刺激。心停止・アナフィラキシーで使う。心臓にも血管にも作用。
- ノルアドレナリン:α1中心。ショック時の血圧維持で使う。心臓への作用はほぼなし。
「アドレナリン = Arrest(心停止)」「ノルアド = Normal(通常の血圧維持)」と覚えると整理しやすいです。
Q4. 救急カートの点検はどのくらいの頻度でやるべきですか?
一般的には 月1回以上の定期点検 が推奨されます。項目は使用期限・数量・配置の3点。使用後は必ずその日のうちに補充します。
Q5. 救急カートの薬剤を覚える効率的な方法は?
「薬剤単体」ではなく「病態+薬剤」のセット で覚えるのが効率的です。例:「心停止ならアドレナリン」「敗血症性ショックならノルアド」「低血糖なら50%ブドウ糖」。
Q6. 救急カートの薬剤を勉強するのにおすすめの研修は?
ACLS 1日コース や NCLSコース では、実際にアンプルを開けて薬剤準備をするシミュレーションがあります。「知っている」を「使える」に変えるには、実技の反復が必要です。
Q7. 施設によって救急カートの中身が違うのはなぜ?
病棟の特性(ICU、一般病棟、外来、手術室)や主要疾患によって、よく使う薬剤が違うためです。必ず 所属施設の救急カートリスト で確認してください。本記事は一般的な内容で、個別の施設基準を置き換えるものではありません。
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