復習参加について

復習参加の内容

  1. 受講歴のあるコースについては無料で復習参加可能
  2. コースの最初から最後までだけではなく、都合に合わせて一部分だけの参加も可能
  3. 蘇生チームのチームメンバー役や看護師役としてシミュレーションに参加することでスキルの向上・維持
  4. 定期的に急変対応スキルをブラッシュアップしていくことでパフォーマンスの低下を防ぎます
  5. コース受講だけでは得られなかったリーダーシップや効果的なコミュニケーションなどチームのパフォーマンスを向上するためのノンテクニカルスキル獲得のきっかけとして活用できます

当会では定期的にAHA-BLSプロバイダーコースやACLSプロバイダー1日コース、または救急看護学会のファーストエイドコースを開催しています。当会で受講された方には無料で復習参加の特典を設けていますので、復習参加が必要な理由とメリットを考えてみました。

​学習体験とコースの限界

まず各コースともに、e-Learningなどで事前学習し、当日はシミュレーション学習がメインとなります。実際に身体を動かして評価や判断をしていくことで、急変対応に必要スキルの獲得を目指しますが、頭では分かっていても実際にやってみると「難しいと感じる部分」や「こうすればよかった」ということが多々あります。もちろんこれは悪いことではなく、こうした経験から「次にどうするか?」を考え、「またシミュレーションをしてみる」ということを繰り返すことでスキル獲得に繋げていきます。

しかし、時間は限られている為、「もう少しやりたかった」、「ここはできるようになったけど、まだまだ勉強不足な部分が分かった」と感じる方もいるかもしれません。そして、コース受講直後は急変対応に必要なスキルのパフォーマンスは高い状態と言えますが、徐々に低下していくことが指摘されています。

AHA2015のガイドラインアップデートのハイライトでも『BLS および ALS の 2 年ごとの再認定はほとんど の人にとって不十分なことを示すエビデンスが増えつつあるが,再訓練の最適な間隔は明らかにされていない。(省略)データは限られているが,訓練を頻繁に受けている受講者 ではスキル向上と自信の高まりが認められる』と述べられています。

以上のことから、スキルを定着していく為には継続学習をしたり、実践する場が重要です。

復習参加では、講義からシミュレーションにもチームメンバー役として参加していただけます。

ファーストエイドコースであれば、(受講生の人数にもよりますが)数多くあるシナリオを再度体験していただくことも可能です。受講の時は少なからず緊張していますので、違う視点から参加していただくことで、新しい気付きや学習に繋がります。

当会では気軽に復習参加できることも目指していますので、一部分だけの復習参加も可能です。

ブラッシュアップの場としてぜひご活用ください。

復習参加の方法

復習参加希望の方は以下の項目を記載し、お問い合わせよりお申し込みください。

「氏名」「受講歴」「復習参加希望日と時間帯」
その他何かあればご要望ください。

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