臨床看護

看護師に必要な"気管挿管の介助"【看護技術】

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挿管の介助って苦手...
全然やる機会ないし、上手くできるか不安です。

こうした不安を少しでも解決できるように、動画でまとめたよ

はじめに

気管挿管の介助って経験できる頻度がそんなにない場合も多く、苦手意識ありませんか?

私自身なんとなく介助はできるようになった後も、テープの固定方法に自信がなかったり、その後の対応ができるかな?という不安が強かったのを覚えています。

今でもBVM(バッグバルブマスク)で換気不能になったり、挿管困難な症例を経験すると怖いです。

また、新型コロナウイルスでエアロゾルによる感染が問題になることから、気管挿管の優先度があがりました。対応人数を制限したりする場合も多く、経験する機会が少なくなっているケースもあるようです。

まず、基本の流れや原則を理解していくおくことで、気管挿管への不安を軽減していきましょう。気道管理シミュレーターがなくても、必要物品さえあれば介助や固定の練習ができますので、部署で練習したり教育としてスタッフに提供してみてください。

YouTubeはこちら

看護師に必要な気管挿管の介助と固定ver2
気管挿管の介助ver1

挿管の流れ

ここからは動画で紹介できなかったポイントを中心にお伝えします。

準備8割!!
物品の準備だけでなく、薬剤や患者のポジショニング、人的な資源(慣れてる人)も整えよう。
また、どのような状況でエアロゾルが発生しやすかったりするのか理解しておくことも重要。

もちろん挿管の適応や患者の評価が正しくできていないと、予測できないので焦りますし準備も後手後手になります。

それに加えて

「だめだ!!挿管できない!上の先生呼んで!」とか「昨日挿管した人PCR陽性らしいよ」
※PPE装着してなくて出勤停止

なんていう状況は避けたいところです。

気管挿管の目的と適応(MOVESで覚える)

1.急変時に気道確保が必要な場合

2.全身麻酔下で気道を確保する場合

3.人工呼吸器管理が必要な場合

気管挿管の適応

  • MaintainAirway/Mental Status 上気道の問題/意識障害(GCS≦8)
  • Oxygenation 低酸素血症
  • Ventilation 換気障害
  • Expectoration/Expected course 喀痰不良/今後必要そう
  • Shock ショック

準備

挿管に必要な物品と患者周囲の準備項目

  1. 喉頭鏡
  2. スタイレット
  3. 気管チューブの目安
    男性:8mm 女性7.5mm
    (Frではないので間違えないように)
  4. 潤滑剤
  5. カフ用シリンジ
  6. 固定用テープや器具
  7. 聴診器
  8. 吸引セット
  9. バイトブロック(必要時)
  10. CO2カプノメーター(あれば)
  1. PPEの装着
  2. ポジショニング
    スニッフィングポジション
  3. ベッドの高さ調整
  4. 義歯の除去
  5. 鎮静剤や筋弛緩薬の準備
  6. 人工呼吸器の用意

実施

⑥では食道挿管はすぐに発見したいので、胃泡音から確認しよう

食道挿管に関する記事はこちら

実施者の視野としてはこんな感じです。

難しそう。
基本的な流れとしてはこんな感じです。

まとめ

動画ではテープの固定まで撮影しています。

必要な物品から順番をイメージできるようにしておきましょう。

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