ACLS

新型コロナウィルス(Covid-19)を踏まえたACLSアルゴリズム

投稿日:

AHAがCovid-19が疑われる患者の蘇生アルゴリズムを発表し、各団体が日本語訳をつけ公開してくれています。

BLS横浜
https://bls.yokohama/covid-19-update.html#acls

JSISH-ITC
日本医療教授システム学会 AHA国際トレーニングセンター
https://aha.jsish.jp/covid-19

当会ではそのアルゴリズムに基づいてアニメ動画を作成しました。

https://www.youtube.com/watch?v=hZ3Itlj02nU&t=4s

どのような場合にCovid-19が疑われるのか?
考えなければなりません。

 感冒症状や呼吸器症状を認めていれば分かりやすいですが、症状が出にくい場合や血管系のイベントリスクが上昇する報告もされており、非常に難しいところです。

 また、予定入院患者であっても潜伏期間中を経て、入院中発症するケースも考えられます。感冒症状や呼吸器症状が先行し急激に増悪した場合は、Covid-19を想定しなければなりません。(Covid-19に限らず)心停止を回避できればそれに越したことはありませんが、万が一対応するとしたら事前の訓練がこれまで以上に重要になると思われます。

PPEの着脱然り
PPEを装着した状態という劣悪な環境での急変対応などなど

現在開催予定のACLSコースではこの辺りの話も踏まえつつ運営しています。
折角の貴重な機会を、少しでも考えていく時間に充てられたらと思います。

-ACLS
-, ,

Copyright© 急変対応.net , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.