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看護師のシミュレーション教育に最適なアプリの紹介

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シミュレーション教育で使う資機材

救急領域のシミュレーション教育で使う資機材といえば、高機能シミュレーターのイメージが強いかもしれません。

画像はレールダルより抜粋

色々再現できて活用できますが、本当に高機能シミュレーターが必要なシミュレーションなのかどうかは検討の余地があります。

例えば、急変対応コースのシミュレーションで高機能シミュレーターを使った場合、モニター波形や血圧が測れたりするけど呼吸の表現ができないのでインストラクターが数字だけ口頭で言うなんてことありませんか?

模擬患者だとどうか?

呼吸状態を目で見て聴診して…なんてやる場合は、重症感の評価がしやすい模擬患者が一番良いのかもしれません。また、実際に問診をしながら評価したり、第一印象や初期評価をしていく場合もリアリティがあっていいですよね。

必要があれば化粧をしてチアノーゼや出血などを表現したり、霧吹きで冷汗をだしたりできるのも模擬患者ならではないでしょうか?

そもそも高機能シミュレーターは設置場所や台数が限られていたりするため、シミュレーションを開催する際のハードルが上がります。

ただ、模擬患者を相手にした場合、心電図モニターをつけてバイタルサインを再現したいけど、異常値が反映されないという問題があります。

心電図モニターのアプリ

そこで、心電図モニターのアプリを2つ紹介します。

急変対応.netで主催しているACLSコースではIpadのアプリであるDARTSIMを活用しています。

APPLE版を使っていますが、ANDROID版もありました。

こんな感じで、心電図波形、血圧、SpO2が表示されます。また、除細動器やペーシングの機能も大まかではありますがついています。

そして、こちらはリモート用のIPHONE用の画面です。IPADとIPHONEをWifiで接続し操作できるので便利です。

実際にこれらのモニターと上半身だけのリトルアンに洋服を着せてこんな感じでACLSコースを開催しています。

アプリなのでたまに接続が解除されたりなどのトラブルはありますが…2次救命処置シミュレーションを開催する上でのハードルはぐっと下がります。

モニターアプリその2SimMon

次に、ACLSコースでは使ってませんが、研修で使えそうなSimMonという心電図アプリの紹介です。

画面はこんな感じ。

 こちらもIPHONEをリモートとして遠隔操作できます。

模擬患者とモニターを使うことで大体の急変シミュレーションには対応できますし、バイタルサインという数字を「天の声」で言われたり、人形を相手に話しかけるよりはリアリティがあっていいと思います。

どちらも導入はしやすいと思いますので、是非現場の教育で活用してみてください。

ただ、あくまでツールです。

高機能シミュレーター然り、アプリ然り。

使用して満足せず、対象者にシミュレーションでどこを学んでほしいのか?目的は何なのか?

そうしたデザインをもとにシミュレーションの状況設定や現場を再現したりすることが重要だと考えます。

また、模擬患者の演技力もある程度は大切ですよね。

ただ勉強会や研修をやってみたという教育係や主催者側の自己満足で終わらず、受講生(対象者)にとって満足度の高い教育と臨床への還元に繋がるようなシミュレーション教育が増えることを願っています。

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