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急変リスクを予測する-NEWS(早期警戒スコア)を使いこなす-【看護師向け】

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国際的な敗血症診療ガイドライン(SSCG2021)で、敗血症や敗血症性ショックのスクリーニングツールとして「qSOFAを単独で使用するのを推奨しない」ことが話題となりました。

NEWSやSIRSに比べて感度が低いことが要因ですが、今回はここで並べられているNEWSの話です。

NEWSとは?

NEWS:National Early Warning Scoreとは早期警戒スコア(EWS: Early Warning Score)の一つです。

院内心停止(IHCA:In Hospital Cardiac Arrest)の多くは、心停止前になんらかの徴候があることは常識となりました。急変の徴候をキャッチするために、リスクをスコアリングしてくれるのがNEWSスコアとなります。

NEWSはバイタルサインから算出でき、急変(重症化)するリスクを数値化してくれるんだ

院内心停止の大部分は予測可能
NEWS(早期警戒スコア)

NEWSの使い方

NEWSはスコアが高ければ高いほど高リスクとなります。

このスコアに応じてRRT(Rapid Response Team)に介入を依頼したりすることで急変(重症化)を回避出来る可能性があるので、システムとして導入している病院も多くあります。

このツールの良いところはバイタルサインから算出でき、経験年数や職種に左右されにくい点でしょう。

つまり、NEWSが自動で算出されるようなシステムであればアラート(警告)がでます。

自分自身の気づきでなく同僚や他職種とも共通言語になり、次の行動に繋がる可能性があります。

システムとして導入されいてれば一番いいんだけど、個人や部署として使うのも良さそうだよね。
救急で来院した人の介入後のスコアが改善傾向とか、入院中の患者の経時的な変化とか。
本来の使い方とは違うけど、事例検討で使っても面白そう。

自動で算出してくれるアプリやサイトを紹介しておくね。

https://www.mdcalc.com/national-early-warning-score-news

NEWSの利点

qSOFAよりも有用なのか?

qSOFAは非常に簡便なんだけど、それ故に感度は今ひとつ。
とは言え、簡便だからこその使い勝手はあるので一概には否定できないよね。

qSOFAとNEWSの比較

事例を示すね。
NEWS6点でもqSOFAだと1項目しか該当しない。
また、すべての患者にスクリーニングツールとして使用できるのがNEWSの良いところ。

事例から考えるNEWSスコアとqSOFA

ということでNEWSの紹介でした。
以前開催した勉強会の動画を置いておくので、よかったらご覧ください。
NEWSを活用して、看護師の力で院内急変を減らそう。

NEWSから学ぶ急変時の対応-予期せぬ院内急変を減らす-

https://youtu.be/C1mtDmBYzCI

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